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‐ドラゴン‐第二一話「 ドラゴンの石 」

[321]  有朱  2006-07-18投稿
「なぁミケル。リュウがいないのに「ビルカ」はどうなるんだ??」
「その国のドラゴンは選ぶの。」
「どうやって??」
「王にはね体内に「ドラゴンの石」を持ってるの。その石持ち主が死ぬと違う人にうつるのよ。その石はたまに強い力を放つの、その気配で次の王を見つけるのよ。」
「へぇ〜!!じゃあ俺も持ってるのか??」
「もちろんよ。私は始め王を殺し貴方も殺すつもりだった。」
「えぇ!?」
「でも、貴方から「ドラゴンの石」の気配がしたから、貴方を連れて行った。」
「石が入ってるって怖いな。」
「体外に出ることもあるわ。」
「えっ・・それはちょっと。」
「たまにしかいないわ。」
「そっか!!よかった♪」





「ふぅ・・・「ドラゴンの石」の気配しないなぁ〜。・・リュウ。貴方以上の相棒はいないんだわ・・・きっと。」
セレスは「アラドシル」全域をもう五時間は飛んでいた。
「ふぅ。・・・!!!!「ドラゴンの石」の気配!!!???「ビルカ」の方だわ。・・・。」
セレスは「ドラゴンの石」の気配のする方へ急いで飛んで行った。


‐ビルカ‐

セレスは人の姿になり町中におりた。
「・・・ハッキリとした所は分からないわね。近くによれば分かるんだけど。」
セレスは町中を歩いた。

「はぁ・・どこだろう。」
セレスは裏町に入った。
「近付いてると思うんだけど・・・。」
「んっ!!!!????」
セレスはいきなり後ろから口を押さえられた。だが、お腹に肘鉄をいれた。
「ぐっ!!」
「たぁ〜!!!!」
セレスは振り返りその反動を使い、男の腹に回し蹴りをくらわすと、男は五メートル程吹っ飛び壁に激突した。
「ぐわっ!!!!」
「今度襲うときは相手をえらぶことね。」
セレスは前を向き前に歩いて行った。
「たくっ!!・・・・!!??」
真っ直ぐにほんの少し歩くとより人気の無い路地についた。
「・・・ゴイルっ!!!!」
ゴイルと言うのは体長三メートルを越え、片手が斧のようになっていてゴブリンのボス的存在でモンスターの一種だ。
「なぜこんな所に!!!???」
ドラゴンの姿になれば簡単に倒せる的だが、この細い路地ではドラゴンになる事はできない。
「っ!!どこか広い所へ!!」
ゴイルはまだセレスの存在には気付いていない。セレスはゆっくりとバレないように後ろに下がった。

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