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‐ドラゴン‐第二十二話「 偶然 」

[313]  有朱  2006-07-18投稿
パキッ!!
「あっ!!」
ゴイルはセレスに気づき、片手についている斧を振り上げセレスに不利下ろした。セレスは横に跳び受け身をとりながら転がった。
ドンッ!!!!
「くそっ!!キャッ!!!!」
斧が地面に刺さり、ゴイルはもう片方の手でセレスを壁に叩きつけた。
「くはっ!!!!・・・っ!!・・リュウ・・助けて・・。」
ゴイルは地面から斧を抜き、セレスに近寄り斧の振り上げた。
「来いっ!!!!」
どこからか男の声がして走って来た。男はセレスの手を掴み走り出した。ゴイルは歩くのが遅いため二百メートルぐらい走るとすぐに見えなくなったが、二人は後ろを振り返らずに、抜け道を抜けて高原にまで来てやっと止まった。
「はぁはぁはぁ・・助けてくれてありがとう。」
「はぁ・・どういたしまして♪」
「・・・あら??貴方もしかして・・・。」
「やっと気づいた??さっき裏町で君にボコボコにされた男♪」
「やっぱり・・どうして??」
「ゴイルがいるから止めようと思ったんだけどね♪」
「あっ・・・ごめんなさい!!」
「いいよ♪それより怪我は??」
「私は大丈・・・・!!!!」
「んっ!!??どうした??どっか痛い??」
(この人「ドラゴンの石」の気配がする!!!!!!!!)
「おい??」
「やっと見つけた・・・」
「えっ!!??」
セレスはその場に片膝をつき、頭を下げた。
「えっ!!??どうした!!??」
「やっと逢えましたね・・・王♪」
「・・・はっ!!??王??誰が??」
「貴方様です♪貴方が今日から「ビルカ」の王となったのです♪」
「何言ってんの??」
「代々王はその国のドラゴンが、体内に眠っている「ドラゴンの石」と言う物の気配を見つけ、その持ち主が王になるのです。そして私は貴方を見つけました。」
「・・・もしかして君・・。」
セレスはその場でドラゴンの姿になり、また頭を下げた。
「そう私はこの国のドラゴンです。」
「だから貴方に間違いありません。」

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