愛した人は人のもの?
もうすぐ私の誕生日。
来週の月曜日…
ひとりぼっちの誕生日は余計に切ない。
でもきむが居たとしても一緒には居られないから同じだね…
きむと付き合ってから、大切な人がいなくて1人より、大切な人がいるのに1人の方が苦しいんだと思った。
そんな悲しい自分を人の目にさらしたくない私は誕生日は用事があっても無くても休暇を取る事にしていた(笑)
木曜の夜…
久々に電話が鳴った…
‘きむの番号。きむ?きむかな?
どうしたのかな?’
私は奥さんかもしれないと思い出れなかった。
そしたら会社のパソコンからメールが来た。
『今から話せる?』
「OK!」
きむだった。3ヶ月ぶりにきむから電話が来た。
『ごめんな。連絡できなくて…会社でもほとんど話せなかったもんな。今からいつもの公園に来て。大丈夫か?』
「うん、大丈夫だよ。」
私は急いで公園に向かっていた。やっぱりきむに会いたかったんだ。必死に走る自分に気付き、私はきむが好きなんだと実感する…
もうきむがベンチで待っていた。
私は急いでベンチに駆け寄った。
『久しぶり。元気だったか?辛い思いさせてごめん。まぁカミさんの方はもう大丈夫だ。無言電話とか怖かったろ?本当にごめん。』そういうときむは私を見つめて私の返事を待っていた。
「私こそごめんね。本当に大丈夫?私は全然大丈夫だよ。心配しないでね」
私が無理して大丈夫と言うと、きむがとても切ない顔をするようになっていた事にこの時初めて気付いた。
『俺、来週休みが取れそうなんだ。お前に会いたいからいつがいいかと思って。』
来週の月曜日は私の誕生日。
「私、月曜日がいい!!」そう言うと
『了解。じゃあまた連絡する。じゃあまたな』
そう言って3ヶ月ぶりのデートは終わった。
私の誕生日…
覚えてないの?
まだ帰る途中のきむにメールをする。
「月曜日、何の日か知ってる?」
すると数分後…
『お前の誕生日。最初から月曜日に休みとってたんだ。お前が月曜日って言わなかったら笑えたけど(笑)』
また意地悪をした。
でも本当は覚えてくれてた。
余計に嬉しかった。
そうやってまた私はきむに依存していく…
私の誕生日がきむに会える最後の日になるなんてこの時は思いもしなかった。
来週の月曜日…
ひとりぼっちの誕生日は余計に切ない。
でもきむが居たとしても一緒には居られないから同じだね…
きむと付き合ってから、大切な人がいなくて1人より、大切な人がいるのに1人の方が苦しいんだと思った。
そんな悲しい自分を人の目にさらしたくない私は誕生日は用事があっても無くても休暇を取る事にしていた(笑)
木曜の夜…
久々に電話が鳴った…
‘きむの番号。きむ?きむかな?
どうしたのかな?’
私は奥さんかもしれないと思い出れなかった。
そしたら会社のパソコンからメールが来た。
『今から話せる?』
「OK!」
きむだった。3ヶ月ぶりにきむから電話が来た。
『ごめんな。連絡できなくて…会社でもほとんど話せなかったもんな。今からいつもの公園に来て。大丈夫か?』
「うん、大丈夫だよ。」
私は急いで公園に向かっていた。やっぱりきむに会いたかったんだ。必死に走る自分に気付き、私はきむが好きなんだと実感する…
もうきむがベンチで待っていた。
私は急いでベンチに駆け寄った。
『久しぶり。元気だったか?辛い思いさせてごめん。まぁカミさんの方はもう大丈夫だ。無言電話とか怖かったろ?本当にごめん。』そういうときむは私を見つめて私の返事を待っていた。
「私こそごめんね。本当に大丈夫?私は全然大丈夫だよ。心配しないでね」
私が無理して大丈夫と言うと、きむがとても切ない顔をするようになっていた事にこの時初めて気付いた。
『俺、来週休みが取れそうなんだ。お前に会いたいからいつがいいかと思って。』
来週の月曜日は私の誕生日。
「私、月曜日がいい!!」そう言うと
『了解。じゃあまた連絡する。じゃあまたな』
そう言って3ヶ月ぶりのデートは終わった。
私の誕生日…
覚えてないの?
まだ帰る途中のきむにメールをする。
「月曜日、何の日か知ってる?」
すると数分後…
『お前の誕生日。最初から月曜日に休みとってたんだ。お前が月曜日って言わなかったら笑えたけど(笑)』
また意地悪をした。
でも本当は覚えてくれてた。
余計に嬉しかった。
そうやってまた私はきむに依存していく…
私の誕生日がきむに会える最後の日になるなんてこの時は思いもしなかった。
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