いつかまた〜47〜
「なんで?」
問いかける僕に、
「本物の、クローバーとしろつめ草畑、セットに入れたいんだ」
と、ちさは言った。
「そっか。じゃあ、探しに行かない?」
「うん!」
微笑むちさ。
これって、一応デート?
ちさの頭の中は、創作の事で埋め尽されてるけど、俺にとっては。
どんな理由でもいい。
一緒にいたい、…って、思うくらい、許されていいんだよな?恋歌。
次の日、1限早く授業を終えて学校を出たちさを、僕は迎えに行った。
アパートの下に着いた時、ちょうどちさが玄関から出てきた。
「あ、トーマ」
「よ」
階段を下りてきて、自転車置き場から、何か取り出してきた。
「これ見て」
ちさが引っ張ってきたのは、園芸で使うような…なんて言うんだろ?キャリーカー?その中にスコップがふたつ入ってた。
「志田さんに貸してもらったの」
「はは…志田さんとこ、ホントなんでもあるんだな」
「行こっか」
ちさがウキウキしてるのが分かった。
問いかける僕に、
「本物の、クローバーとしろつめ草畑、セットに入れたいんだ」
と、ちさは言った。
「そっか。じゃあ、探しに行かない?」
「うん!」
微笑むちさ。
これって、一応デート?
ちさの頭の中は、創作の事で埋め尽されてるけど、俺にとっては。
どんな理由でもいい。
一緒にいたい、…って、思うくらい、許されていいんだよな?恋歌。
次の日、1限早く授業を終えて学校を出たちさを、僕は迎えに行った。
アパートの下に着いた時、ちょうどちさが玄関から出てきた。
「あ、トーマ」
「よ」
階段を下りてきて、自転車置き場から、何か取り出してきた。
「これ見て」
ちさが引っ張ってきたのは、園芸で使うような…なんて言うんだろ?キャリーカー?その中にスコップがふたつ入ってた。
「志田さんに貸してもらったの」
「はは…志田さんとこ、ホントなんでもあるんだな」
「行こっか」
ちさがウキウキしてるのが分かった。
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