中学２年の冬初めて好きな人ができた

その人の名前は水無月
それは同い年でもなく同じ学校の人ではなかった

その人はSNSサイトで私を男と間違えて

｢よかったら絡んでください｣

とメールがきた
私は相手は自分のことを女だと思って絡んできていると思っていたから

｢本名何て言うの？
予想ではかっこいい名前かな(笑)｣

私はここでこの人私を男と間違えてる…って思った
しかも私は女なのに水無月に｢かいと｣という偽名を名乗ってしまった
そこからサイトからメールするのめんどくさいから直メにしよと言われ

もう私はその時水無月のことを好きになってしまってた

水無月はエロい話しが結構好きだった
普通の話しもいっぱいした
でもだんだん水無月がメールの返信をめんどくさそうにしてきた
私はメールをずっとしてたかった為返信されてないのにメールを送っていた

それが駄目だったんだ

水無月から返信されてきたメールの内容

｢もう話し合わんしメールせんとこ？｣

泣いた。
泣くしかなかった
そのメールをみたとき…
頭にいままでしてきたメールの内容が全部思い出さされていた
そして私が『女』ということも思い出さされた
2ヶ月は泣いてた

そしたらまた男間違って絡んできたやつがいた

それはまどか

まどかはいいやつだった
そしてまた私は男に偽装した
罪悪感はかなりあった
なぜか忘れたけど付き合うことになった
まどかとは一年続いた
もちろん偽装したままの遠距離恋愛

また水無月のように嫌われたくなかったからメールもほどほどに送りまどかが電話したいと言ったら真夏の中で汗をかきながら電話をした
真冬のときは毛布を膝にかけて電話をした

だけどまどかが浮気ばかりして私は冷めていった
まどかに冷めた私に苛立った


ごめんね？
生まれてきてごめんなさい。


そして私は別れよと言った
まどかとは今もたまにメールをしている

私は今大好きな彼氏がいる
この彼氏にすべて話した
もちろん嫌われると思った
けど彼氏は『バイ』の私になんの偏見もなくまだ付きってくれてる

ありがとう
そしてこれからもお願いします

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