携帯小説!(PC版)

トップページ >> その他 >> (仮)消えた男…陰の薄い恋…25-2

(仮)消えた男…陰の薄い恋…25-2

[378]  月の狼  2009-06-21投稿

黒づくめの男Aの体は腐り始めた。

黒づくめの男A「グアーァー。…アッハハハッハハ。こんな事で俺が死ぬと思うか?死ぬのはオマエだ!」

と言うと黒づくめの男Aは集中した。
途端に黒づくめの男Aの体が一気に腐敗した!
黒づくめの男Aは、なんとも悍まじく気持ち悪い姿になり、肉はボロボロと落ちて、まるで恐怖映画そのもののようになった。

者(シャ)「ウッワー!体が?!…体が?!…」

者(シャ)の体が黒づくめの男Aの体に吸収されているのだ。
黒づくめの男Aの体が腐敗してボロボロと落ちるのは新しい体を手に入れたからなのだ。

黒づくめの男A「オマエの体は俺の体となり、オマエは逃げる事も出来ずに苦しみながら死んで逝くのだ!」

者(シャ)は苦痛で意識が薄れてきていた…

黒づくめの男A「ワッハハハ。ザマーみやがれ!俺の勝ちだ!」

者(シャ)「…随分と気が早いな!まだ勝負は着いちゃいねーぜ。ブラックホール!!」

者(シャ)は気力を振り絞り闇を操りだした!
黒づくめの男Aの周りが暗い闇に包まれだした。

黒づくめの男A「なんだ?これは?!周りが暗くなっただけで痛くも痒くもないぜ!フッフフ。これで俺を倒したとでも言うのか?!オマエの最後の悪あがきだぜ。」

者(シャ)「悪あがきをしているのはオマエだ!オマエは既にブラックホールに飲み込まれて宇宙の塵になってるんだよ!」

黒づくめの男Aを包んだ闇は段々と小さくなり始めた。

黒づくめの男A「ウワッ!狭い…苦しい…なんだ、この恐怖感は?!…お、俺は死ぬのか?!嫌だ!まだ人間として生きたい…嫌だ…」

黒づくめの男Aを包んだ闇は小さくなり地球上から消えた…
黒づくめの男Aの声も少しずつ薄れて、やがて聞こえなくなった…
者(シャ)の作ったブラックホールは宇宙の塵と消えたのだ。



つづく

感想

感想はありません。

「 月の狼 」の携帯小説

その他の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス