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期間限定恋愛〜49

[353]  高橋 亜樹  2009-06-22投稿
一也と買い物に行った…
まだ亜樹は、術後貧血が治ってないので、一也が手を繋いでくれた…一也は、腕を組んだり、手を繋いで歩くのが嫌いなタイプなのに…

「何で、手繋いでくれるん?嫌いなはずだよね?無理してない?」

「イヤだった?病人だからだよ(笑)それだけじゃないよ」

亜樹は、嬉しかった。生活用品の買い物なんて、一緒に住んでるみたいな感じで一也とずっと居たいと思った…

一也は、それからよく亜樹の家に来る様になった…始めは、家には行かないとか言ってたけど…
でも仕事があるので、朝方に帰る感じ…
亜樹の家に、一也専用のモノが少しずつ増えた…歯ブラシ、ボディタオル、パジャマ、下着、洋服、CD、DVD、雑誌…
このまま増えたらいいと思ったケドこれ以上は増えなかった

亜樹は、昼間は一人で退屈だった…
仕事はしたいけど、身体はこんな状態だし…でも、そろそろいいかなと思って仕事を始めた…

亜樹は基本的に外で働くのが好きなので、仕事はすぐに慣れた…仕事を始めて二ヶ月経った頃、仕事中に具合が悪くなって、倒れた…

病院に行くと、主治医に入院と安静が必要と宣告された…
亜樹は、これ以上入院は出来ないので、通院でとお願いした…

仕事もせっかく慣れたのに、辞めないといけなくなった…



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