携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> いつかまた〜57〜

いつかまた〜57〜

[133]  友愛数  2009-06-22投稿
その場所へ行ってみる。
あまり大規模じゃないけど、これだけあれば、セットに充分足りるだろう、くらいのクローバー畑があった。

「こんな近くに…」

「ははっ、灯台元暗しってやつだな」

僕とちさは、顔を見合わせて笑った。

「明るい時に、また取りに来よう?セット、それまでに完成させとくから」

「うん!」



そして、ちさを家まで送った。

アパートの前で向かい合う。

なんか照れくさい。

「また…明日」

「うん…明日」


ちさが階段を登り、玄関先に着くのを見届けてから、こっちを見たちさに、手を振って、僕は家路についた。


足元がふわふわしてる。


いつもの景色が、違って見えた。


僕の、2年3ヶ月の片想いは、今日で終わった。

感想

感想はありません。

「 友愛数 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス