desteny??
それから、三日間―\r
食べ物も、殆んど喉を通らず、お茶やコーヒー、母が運んで来てくれた、食事に少し、手を付けるだけで過ごした。
部屋からは、トイレに行く以外は、出る事も無く、自分の部屋に、引き篭って居た。大学にも、出なかった。
友人からのメールも、返す気力が無く、電話にも、一切出る事はしなかった。
これから、どうやって生活して行けば良いのか―\r
考える事すら、余裕は無かった。
あの日、麗華から届いたメールにも、返信はして居なかった。翌日、翌々日、また、麗華からメールが届いていた。
『香里、体調はどう?少しは良くなった?いつも、直ぐ返事くれるのに、返信無いから、心配になっちゃって・・・。あの日ね、秀樹と連絡取れないって言ってたでしょ?友達に急に誘われて、乃木坂のバーで飲んでたんだって(笑)地下のお店だったから、電波が届かなかったみたい?取り越し苦労だったよ(笑)もっと、彼氏の事、信用しなくちゃね!!淳にも、電話したんだけど、取ってくれないのよね?あんた達、また、話、もつれたの?元気になったら、報告してよね☆待ってるからね!!』
淳も、麗華とは、連絡を取る心境では無いのだと悟った。
暫く、麗華には、メールの返信も、連絡も取る気持ちにはなれ無かった。
三日前、帰って来た時、着せられていた、見覚えの無い、花柄のネグリジェは、クシャクシャに丸めて、部屋の塵箱に捨てた。
ふと、机に目をやると、隣に置いて有る、塵箱の中のネグリジェが目に入った―\r
思い出さない様にして居たのに―\r
ネグリジェと聞けば、年配の人が着る様な物を想像しがちだが、あれは、海外製の物で、きっと若い女性が着る物だと私は、認識した。
母は、私の事を気遣い、日に何度も、私の部屋の扉の外から、声を掛けに来た。
「香里ちゃん?何か嫌な事が有ったの?お母さんには、話して。ご飯も、全然食べて無いじゃない?淳くんと、喧嘩でもしたの?学校も、いつまでも休んでちゃ、就職も決まったのに・・・。ねぇ?香里ちゃん?聞いてるの?」
母に、三日前の事を話せる筈が無かった。五年前のあの日も、フラフラして帰宅すると、母は留守にしていた。私が、こんな思いをしているとは、まさか思っても居ないだろう―\r
その時、三日前に淳が家に訪ねて来て以来、来る事が無かった、着信が、淳から、突然、来たのだった―\r
食べ物も、殆んど喉を通らず、お茶やコーヒー、母が運んで来てくれた、食事に少し、手を付けるだけで過ごした。
部屋からは、トイレに行く以外は、出る事も無く、自分の部屋に、引き篭って居た。大学にも、出なかった。
友人からのメールも、返す気力が無く、電話にも、一切出る事はしなかった。
これから、どうやって生活して行けば良いのか―\r
考える事すら、余裕は無かった。
あの日、麗華から届いたメールにも、返信はして居なかった。翌日、翌々日、また、麗華からメールが届いていた。
『香里、体調はどう?少しは良くなった?いつも、直ぐ返事くれるのに、返信無いから、心配になっちゃって・・・。あの日ね、秀樹と連絡取れないって言ってたでしょ?友達に急に誘われて、乃木坂のバーで飲んでたんだって(笑)地下のお店だったから、電波が届かなかったみたい?取り越し苦労だったよ(笑)もっと、彼氏の事、信用しなくちゃね!!淳にも、電話したんだけど、取ってくれないのよね?あんた達、また、話、もつれたの?元気になったら、報告してよね☆待ってるからね!!』
淳も、麗華とは、連絡を取る心境では無いのだと悟った。
暫く、麗華には、メールの返信も、連絡も取る気持ちにはなれ無かった。
三日前、帰って来た時、着せられていた、見覚えの無い、花柄のネグリジェは、クシャクシャに丸めて、部屋の塵箱に捨てた。
ふと、机に目をやると、隣に置いて有る、塵箱の中のネグリジェが目に入った―\r
思い出さない様にして居たのに―\r
ネグリジェと聞けば、年配の人が着る様な物を想像しがちだが、あれは、海外製の物で、きっと若い女性が着る物だと私は、認識した。
母は、私の事を気遣い、日に何度も、私の部屋の扉の外から、声を掛けに来た。
「香里ちゃん?何か嫌な事が有ったの?お母さんには、話して。ご飯も、全然食べて無いじゃない?淳くんと、喧嘩でもしたの?学校も、いつまでも休んでちゃ、就職も決まったのに・・・。ねぇ?香里ちゃん?聞いてるの?」
母に、三日前の事を話せる筈が無かった。五年前のあの日も、フラフラして帰宅すると、母は留守にしていた。私が、こんな思いをしているとは、まさか思っても居ないだろう―\r
その時、三日前に淳が家に訪ねて来て以来、来る事が無かった、着信が、淳から、突然、来たのだった―\r
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