愛した人は人のもの??
夜中に電話が鳴る。
‘もしかして…’
という思いで電話に出ると相手はカズマだった。
私は明るく
「久しぶりぃぃ。って言うか1日ぶりぃ(笑)どうしたの?」
と言った。
カズマは
『なんなの?黙っていなくなるなんて。昨日で会社辞めたって聞いてさぁ。』
と怒っていた。
「ごめん、カズマ。私、木村さんと別れたでしょ?もう顔を見るのも耐えられなかったの…悪いことしたから…人のものに手を出したから…これが神様からの罰だと思ったんだ…」
カズマはしばらく何も言わなかった。だからその沈黙が怖くて私はまた話し出す。
「実家に帰ってやり直そうと思って。今静岡なの。こっちは田舎だから空気も美味しいよ。だからね、心も濯われるって言うかそんな感じ(笑)」
カズマはやっと話しだす。『無理すんなよ!本当は淋しいくせに。俺言ったよね?泣きたくなったら胸貸すよって!なんで頼ってくれなかった?別れた事も居なくなる前日にしか言わないし…俺は赤井さんを待ってたんだ。ずっと…ずっと待ってたんだ。こんな風に居なくなられて自分は楽だろうけど残された奴は辛いよ!』
カズマの言葉はいつもストレートに心に響いて…
不倫の恋をした私は自分がとても後ろめたかった。
黙ってしまった私にカズマが言った。
『今から会いに行くから。住所教えて。近くに来たら電話する』
きっと目を見て本当の気持ちを言わないとカズマは納得しない。
そう思った私はカズマに住所を告げ、隣の県から来るカズマを待っていた。
カズマが来るまで約2時間。私はカズマを外で待つ事にした。
それが仕事終わりのこんな夜中に車を飛ばして来てくれるカズマへの精一杯の私の誠意だった。
‘もしかして…’
という思いで電話に出ると相手はカズマだった。
私は明るく
「久しぶりぃぃ。って言うか1日ぶりぃ(笑)どうしたの?」
と言った。
カズマは
『なんなの?黙っていなくなるなんて。昨日で会社辞めたって聞いてさぁ。』
と怒っていた。
「ごめん、カズマ。私、木村さんと別れたでしょ?もう顔を見るのも耐えられなかったの…悪いことしたから…人のものに手を出したから…これが神様からの罰だと思ったんだ…」
カズマはしばらく何も言わなかった。だからその沈黙が怖くて私はまた話し出す。
「実家に帰ってやり直そうと思って。今静岡なの。こっちは田舎だから空気も美味しいよ。だからね、心も濯われるって言うかそんな感じ(笑)」
カズマはやっと話しだす。『無理すんなよ!本当は淋しいくせに。俺言ったよね?泣きたくなったら胸貸すよって!なんで頼ってくれなかった?別れた事も居なくなる前日にしか言わないし…俺は赤井さんを待ってたんだ。ずっと…ずっと待ってたんだ。こんな風に居なくなられて自分は楽だろうけど残された奴は辛いよ!』
カズマの言葉はいつもストレートに心に響いて…
不倫の恋をした私は自分がとても後ろめたかった。
黙ってしまった私にカズマが言った。
『今から会いに行くから。住所教えて。近くに来たら電話する』
きっと目を見て本当の気持ちを言わないとカズマは納得しない。
そう思った私はカズマに住所を告げ、隣の県から来るカズマを待っていた。
カズマが来るまで約2時間。私はカズマを外で待つ事にした。
それが仕事終わりのこんな夜中に車を飛ばして来てくれるカズマへの精一杯の私の誠意だった。
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