いつかまた〜58〜
次の日。
学校へ向かう道。
ちさの後ろ姿。
僕の、…彼女。
「おはよ」
後ろから声をかけた。
「!。お、おはよう…」
振り返ったちさは、明らかに……
キョドってる。
というか、顔が真っ赤なんですけど…。
こっちまで恥ずかしくなってくる。
でも。
そういう所も可愛い。
初めて見る、ちさの表情。
「…なに笑ってるの?」
はっ!俺、笑ってた?
「なんでもない、ごめん」
その時、
「おーはーよ!トーマ!ちさ!」
この声は…
当然、というか、恋歌だ。
「おう」
「おはよう、恋歌ちゃん」
「今日も頑張ろうねー!授業終わったらアトリエ行くでしょ?」
「うん。…あ、でもどうする?トーマ」
「あ〜…、そうだな…今日じゃなくてもいいと思うよ、すぐには枯れないだろうし。セットが出来てからでも遅くないんじゃないかな」
「何?何の話?」
不思議そうな恋歌に、クローバー畑の話をした。
「へぇ〜。クローバーとしろつめ草畑か。いいね、それ。ラスト辺りに使うの?……っていうか、なんで二人で話進めて、クローバーのある場所も知ってて、取りに行く話までしちゃってる訳?」
ぎく。
なんでこういうのに鋭いんだ、恋歌は。
「昨日、そういう提案が出て、探しに行ったんだよ」
「昨日?学校終わってから?二人で?」
「うん……」
恋歌が、何も言えず下を向いてるちさの様子に気付いた。
学校へ向かう道。
ちさの後ろ姿。
僕の、…彼女。
「おはよ」
後ろから声をかけた。
「!。お、おはよう…」
振り返ったちさは、明らかに……
キョドってる。
というか、顔が真っ赤なんですけど…。
こっちまで恥ずかしくなってくる。
でも。
そういう所も可愛い。
初めて見る、ちさの表情。
「…なに笑ってるの?」
はっ!俺、笑ってた?
「なんでもない、ごめん」
その時、
「おーはーよ!トーマ!ちさ!」
この声は…
当然、というか、恋歌だ。
「おう」
「おはよう、恋歌ちゃん」
「今日も頑張ろうねー!授業終わったらアトリエ行くでしょ?」
「うん。…あ、でもどうする?トーマ」
「あ〜…、そうだな…今日じゃなくてもいいと思うよ、すぐには枯れないだろうし。セットが出来てからでも遅くないんじゃないかな」
「何?何の話?」
不思議そうな恋歌に、クローバー畑の話をした。
「へぇ〜。クローバーとしろつめ草畑か。いいね、それ。ラスト辺りに使うの?……っていうか、なんで二人で話進めて、クローバーのある場所も知ってて、取りに行く話までしちゃってる訳?」
ぎく。
なんでこういうのに鋭いんだ、恋歌は。
「昨日、そういう提案が出て、探しに行ったんだよ」
「昨日?学校終わってから?二人で?」
「うん……」
恋歌が、何も言えず下を向いてるちさの様子に気付いた。
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