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いつかまた〜58〜

[128]  友愛数  2009-06-24投稿
次の日。

学校へ向かう道。
ちさの後ろ姿。
僕の、…彼女。


「おはよ」

後ろから声をかけた。

「!。お、おはよう…」

振り返ったちさは、明らかに……
キョドってる。

というか、顔が真っ赤なんですけど…。
こっちまで恥ずかしくなってくる。


でも。
そういう所も可愛い。
初めて見る、ちさの表情。

「…なに笑ってるの?」

はっ!俺、笑ってた?

「なんでもない、ごめん」

その時、

「おーはーよ!トーマ!ちさ!」

この声は…

当然、というか、恋歌だ。
「おう」

「おはよう、恋歌ちゃん」

「今日も頑張ろうねー!授業終わったらアトリエ行くでしょ?」

「うん。…あ、でもどうする?トーマ」

「あ〜…、そうだな…今日じゃなくてもいいと思うよ、すぐには枯れないだろうし。セットが出来てからでも遅くないんじゃないかな」

「何?何の話?」

不思議そうな恋歌に、クローバー畑の話をした。

「へぇ〜。クローバーとしろつめ草畑か。いいね、それ。ラスト辺りに使うの?……っていうか、なんで二人で話進めて、クローバーのある場所も知ってて、取りに行く話までしちゃってる訳?」

ぎく。


なんでこういうのに鋭いんだ、恋歌は。

「昨日、そういう提案が出て、探しに行ったんだよ」

「昨日?学校終わってから?二人で?」

「うん……」

恋歌が、何も言えず下を向いてるちさの様子に気付いた。

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