いつかまた〜60〜
予感的中。
昼休みを終えて、3限目が合同授業って時、智と梨玖がやって来るなり、
「よ、トーマ、ちさと付き合う事になったんだって?」
と言った。
恋歌ぁぁぁぁぁぁぁ!
『あの野郎!』
って顔してた僕に、梨玖が
「なんで?いいじゃん、長年の片想いが実って良かったね」
と言った。
あ…
やっぱり、みんな知ってらしたのね……
恋歌…相談なんかには口が固いのに、こういう話になると、舞い上がって仲間に喋るんだよな…昔から。
幸い、ちさはまだ来てない。
しばらくすると、恋歌と共にやって来た。
「お前…」
恋歌に一言言ってやろうと思ったけど、
「何?」
ちさの手前、ぐっとこらえた。
「なんでもない」
この分じゃ、響の耳にも入ってるんだろうな…。
そう思ってたら、響がやって来て、何も言わず、通路の向こう側に座った。
なんか、響と顔を合わせづらい。
響は、こちらを見る様子もなく、真っ直ぐ前だけを見ていた。
昼休みを終えて、3限目が合同授業って時、智と梨玖がやって来るなり、
「よ、トーマ、ちさと付き合う事になったんだって?」
と言った。
恋歌ぁぁぁぁぁぁぁ!
『あの野郎!』
って顔してた僕に、梨玖が
「なんで?いいじゃん、長年の片想いが実って良かったね」
と言った。
あ…
やっぱり、みんな知ってらしたのね……
恋歌…相談なんかには口が固いのに、こういう話になると、舞い上がって仲間に喋るんだよな…昔から。
幸い、ちさはまだ来てない。
しばらくすると、恋歌と共にやって来た。
「お前…」
恋歌に一言言ってやろうと思ったけど、
「何?」
ちさの手前、ぐっとこらえた。
「なんでもない」
この分じゃ、響の耳にも入ってるんだろうな…。
そう思ってたら、響がやって来て、何も言わず、通路の向こう側に座った。
なんか、響と顔を合わせづらい。
響は、こちらを見る様子もなく、真っ直ぐ前だけを見ていた。
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