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永遠に愛しい・・40

[560]  しゅーり  2009-06-25投稿
「じゃあ、行くか
あっ!そうだ、これ」

さっき晶の分にと買った紅茶を渡し、立ち上がった

「ありがとう」

そして晶は、肩からさげていたカバンに手を入れると
「じゃあ、これはお返し」
そう言って、オレにコーヒーをくれた

「見て見て!藤本昌平君」
また肩からさげているカバンの中に手を入れると

今度は紅茶を取り出した

「藤本昌平君と私って
気が合うねー」

オレがあげた紅茶と

自分で持ってきた紅茶を両手に持ち

持った手を上に挙げると

「さぁ!今日は朝まで飲むぞーー」

大きな声でそう言いながら
歩き始めた

「アホか
ってか、おまえ声でけェよおまわりきたらやべえって言ってんだろ」

辺りを気にするオレにお構いもなしに

紅茶を持ち、高く挙げていた手を

今度は、大事そうに抱え込むように持ちながら

どんどん先を行く晶

しかし面白しれェ女だな

一人はしゃいでいる晶の後ろ姿を眺めながら

オレはその少し後ろを歩いた。


いつも来る昼間の公園とは違い

ひとけの少ない公園は

更にひとけを感じさせず

一層シーンと静まりかえり
不気味な風陰気でさえあった

さっきまではしゃいでいたさすがの晶も

「良かったー
藤本昌平君が一緒にいてくれて、一人だったらこれは無理だったよ」

さっきまでオレの前を歩いていた晶だが

いつの間にかオレの後ろに来ていた

が、突然走り出した

「オイ!真っ暗だし
走ったらあぶっ・・」

言い終わる前に

?ドサッ?

どうやら本当に転んだようだ

「オイ!大丈夫か?」

オレも走って晶の元へ行った

晶は、かろうじて顔だけはあげていたものの

見事にうつ伏せ状態になって転んだいた

「おまえ、ほんとバッカだなー、ホラ立てよ」

オレは晶に手を差し出した・・

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