いつかまた〜62〜
ある日。
教室に入った僕は、珍しく僕より早く来て席についている響を見つけた。
僕は、響の隣に腰をおろした。恋歌はまだ来ていない。
お互い、会話もないまま、時間が過ぎる。
「響」
意を決して声をかける。
「…お前さ……」
ためらいもあった。
でも続けた。
確かめたい。
「ちさの事…好きなの?」
響は答えない。
先生と同時くらいに恋歌が駆け込み、入り口に近い席に座る。
もう授業が始まる。
その時。
「好きだよ」
ドクン
心臓が音をたてた。
「ちさの笑顔が見れるなら他には何も望まない」
僕は言葉を失った。
響の言葉は、以前の僕の想いだ。
教室に入った僕は、珍しく僕より早く来て席についている響を見つけた。
僕は、響の隣に腰をおろした。恋歌はまだ来ていない。
お互い、会話もないまま、時間が過ぎる。
「響」
意を決して声をかける。
「…お前さ……」
ためらいもあった。
でも続けた。
確かめたい。
「ちさの事…好きなの?」
響は答えない。
先生と同時くらいに恋歌が駆け込み、入り口に近い席に座る。
もう授業が始まる。
その時。
「好きだよ」
ドクン
心臓が音をたてた。
「ちさの笑顔が見れるなら他には何も望まない」
僕は言葉を失った。
響の言葉は、以前の僕の想いだ。
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