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いつかまた〜63〜

[143]  友愛数  2009-06-26投稿
授業が終わると、響は荷物をまとめて、何も言わず、すぐに立ち去った。

頭がボーッとする…。


前の席から、僕を見つけた恋歌がやってきた。教室を出て行く響と僕を交互に見て、

「…どうした?なんかあった?」

「いや…」

「…ふ〜ん……。でも最近響なんか変だよね。バイト忙しいのかな」

「…………。」




それから数日でセットが出来上がり、あとはクローバー畑を敷き詰めるだけ、になった。

「今日、クローバー取りに行こうか」

僕はちさに提案した。

「そうだね」

「じゃあ、授業終わったらPC室で待っててくれない?提出しなきゃならないものがあってさ。それ出してから行くから」

「うん、分かった」

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