いつかまた〜65〜
ちさが、なんて答えるのか聞きたかったのかもしれない。
響が、何を話そうとしてるのかも、知りたかった。
僕は、そのままちさの言葉を待った。
「え?……えっ…と……」
そういう話が苦手そうなちさは、即答できないでいた。
でも無言で待つ響に、流す事ができなそうだった。
「……好きだって言われてから…私にとって、トーマがどんな存在だったのかな…って…考えるようになって……それで…」
口ごもりながら、ぽつり、ぽつりと話すちさの言葉を響が遮った。
「何それ」
「え…?」
「それってさ、好きだって言われたから、意識して、自分も好きかも、って思ったって事?」
「……違…」
「じゃあさ」
「……っ!響!?」
!?
何が起こってる?
「俺が、今、ここでちさにキスしたら、ちさはトーマより俺を好きになる?」
!!
僕は教室に飛び込んだ。
響が、何を話そうとしてるのかも、知りたかった。
僕は、そのままちさの言葉を待った。
「え?……えっ…と……」
そういう話が苦手そうなちさは、即答できないでいた。
でも無言で待つ響に、流す事ができなそうだった。
「……好きだって言われてから…私にとって、トーマがどんな存在だったのかな…って…考えるようになって……それで…」
口ごもりながら、ぽつり、ぽつりと話すちさの言葉を響が遮った。
「何それ」
「え…?」
「それってさ、好きだって言われたから、意識して、自分も好きかも、って思ったって事?」
「……違…」
「じゃあさ」
「……っ!響!?」
!?
何が起こってる?
「俺が、今、ここでちさにキスしたら、ちさはトーマより俺を好きになる?」
!!
僕は教室に飛び込んだ。
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