愛した人は人のもの??
カズマはゆっくりと話し始める…
『赤井さん、落ち着いて聞いて。木村さん韓国へは行ってないんだ…半年くらい前に一度会社で倒れたんだ。それで精密検査をして後日入院する事になって…』
私は有り得ないくらい動揺していた…
「……なんの病気なの?」
『慢性骨髄性白血病…』
どうしてこんなことになるの?
どうしてまたきむが苦しむの?
もう充分罰は受けたよ… なのになんでまた…
私のせい…
私のせいなんだ…
また私が連絡をしたから…だから…
震える私を見てカズマは
『しっかりしろ!大丈夫だから。』
と私の肩を掴んで言った。
「カズマ…木村さんに…きむに会いに行きたいよ。ダメかな?ダメだよね…」
『会社のみんなでお見舞いに行った時、奥さんが朝から夜の面会時間が終わる8時くらいまでずっとついてるって言ってたんだ…もし本当に行きたいなら奥さんが居ない時間をみつけて行くしかない。俺、協力するから。明日の夜、こっちに来られる?』
「うん。」
『じゃあ明日。待ってる。』
私は朝一番できむのいる愛知県に向かった。
カズマから連絡があるまでは愛知に居ても意味なかったけど私はあの公園に行きたかったから…
あの時と同じベンチに座りながら色んな思いが駆け巡った。
不倫なんて初めからしてはいけなかった…
傷つくのは私だけじゃなかった…
私はどれだけの人を傷つけてきたんだろう…
そしてきむまで私のせいで…
神様なんて信じてなかった。
でも初めて神様っているんだと思った。
悪いことをしている私を神様は見逃さなかった。
そんな事ばかり考えながら私はただ何もできず、カズマからの連絡を待った。
『赤井さん、落ち着いて聞いて。木村さん韓国へは行ってないんだ…半年くらい前に一度会社で倒れたんだ。それで精密検査をして後日入院する事になって…』
私は有り得ないくらい動揺していた…
「……なんの病気なの?」
『慢性骨髄性白血病…』
どうしてこんなことになるの?
どうしてまたきむが苦しむの?
もう充分罰は受けたよ… なのになんでまた…
私のせい…
私のせいなんだ…
また私が連絡をしたから…だから…
震える私を見てカズマは
『しっかりしろ!大丈夫だから。』
と私の肩を掴んで言った。
「カズマ…木村さんに…きむに会いに行きたいよ。ダメかな?ダメだよね…」
『会社のみんなでお見舞いに行った時、奥さんが朝から夜の面会時間が終わる8時くらいまでずっとついてるって言ってたんだ…もし本当に行きたいなら奥さんが居ない時間をみつけて行くしかない。俺、協力するから。明日の夜、こっちに来られる?』
「うん。」
『じゃあ明日。待ってる。』
私は朝一番できむのいる愛知県に向かった。
カズマから連絡があるまでは愛知に居ても意味なかったけど私はあの公園に行きたかったから…
あの時と同じベンチに座りながら色んな思いが駆け巡った。
不倫なんて初めからしてはいけなかった…
傷つくのは私だけじゃなかった…
私はどれだけの人を傷つけてきたんだろう…
そしてきむまで私のせいで…
神様なんて信じてなかった。
でも初めて神様っているんだと思った。
悪いことをしている私を神様は見逃さなかった。
そんな事ばかり考えながら私はただ何もできず、カズマからの連絡を待った。
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