携帯小説!(PC版)

LOVE and PEACE

[207]  SARUBOY  2009-06-28投稿

Love and peace





愛と平和。








違う。


Love and peaceとは、現状の破壊だ!













……っう、あっ…




言葉にならない腹の痛みは、不意に襲ってくる。

それは、時間がない朝であっても。





(今トイレを出れば、髪をセットして鼻炎のクスリを飲んで、7時半には家を出て電車に乗れる。よし、いけるぞ!)



ティッシュでしりを拭いた瞬間、友晴は諦めた。第2波がやって来たのだ…。








上田 友晴(うえだ ともはる)

トレードマークはツンツンしたウニのような髪型。









9時10分、友晴はやっと1時間目の授業場所であるパソコン室に辿り着いた。



部屋に入ると、あまりの涼しさに一瞬身体がビクついたが、気にせず自分の席へ急いだ。


その途中、


「社長、おはようございます!」


「おう。」


「体の調子はどうすか?」


「ん〜、まぁまぁかな。」



このくだりも飽きてきた。



まぁ、40回も遅刻してりゃあ社長出勤って言われても仕方ないか。





友晴は自分の席に着くと机にヘタレ込んだ。



すると横から、


「おい、昨日の映画見た?」




これまたいつもの絡み。




「見てねぇ。なにやってたの?」



「見てねーの?ターミネーターやってたのに!シュワちゃんがショットガンを撃ちながらさぁ〜、こうやって…





コイツは大橋 信行(おおはし のぶゆき)
オタクでマッチョという変わり者だが、面白いヤツだ。


まぁ、めんどくせーヤツでもあるけど。





……そこで、敵のターミネーターが来て、シュワちゃんと殴り合いになって…」






ダメだ、ねむくなってきた。残り時間もあんまねーから、寝るか。




友晴はゆっくり目を閉じ頭を下げた。

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