野球少女1
「ゲームセット!」
野球の試合が終わった。
「よっしゃ!!」
私が言った。
「お前、それでも女か?」
「私は野球をする時は男なんですぅ」
「はい、はい」
私は小池玉木。
男の中たった一人女で野球をしている。
「お前、高校どうするんだ?高校じゃ野球出来ないんだろう」
「うん…決めてない」
「そっか…俺は私立からスカウトされたからそこに行く」
「そっか…裕太は上手いもんね」
田口裕太、ピッチャーでかなりセンスがあって上手い。
「お前の方が上手いし、お前が男だったら絶対お前がスカウトされてたと思う」
「お世辞はいいですよ」
私はあきれたように言った。
「お世辞じゃねぇ!俺考えたんだけどさぁお前男として俺と同じ高校来いよ」
「はぁ、バカじゃない?そんなことできるわけないじゃない」
私はちょっときれた。
「大丈夫、できるさ俺ができるだけサポートするからさ真剣に考えろよ」
「私は野球続けたいけどさ、親がね…」
「俺が行く高校さ、隣の県の青野高校なんだけど俺のばあちゃん家近いからそこにお世話になるんだ、お前もばあちゃん家来いよ」
「いいの?」
恐る恐る聞いてみた。
「ああ、いいよ」
言い切った。
「お前の母さんには、青野高校に行きたいって適当に理由つけて裕太のばあちゃんにお世話になるって言えばいいさ」
「うん、ありがとう」
私は心から言った。
だって、裕太のおかげで大好きな野球を続けられるから。
「じゃあな、決めたら言えよ」
「うん、バイバイ」
裕太と別れた。
家に帰りながら考えていた。
「ただいま〜」
家についた。
「お帰り、どうだった試合」
お母さんが言った。
「勝ったよ、ホームラン打ったしね」
私は自慢気に話した。
「そう、凄いねぇ守備はまたショート?」
まただ、お母さんはいつも同じ質問をしてくる。
「当たり前じゃん」
私は答えた。
「お、お母さん私ね青野高校に行きたい」
「…いいけど、青野高校って隣の県じゃない、引っ越しは出来ないわ」
「それは大丈夫、裕太のおばあちゃんにお世話になるから」
私は裕太の言ったとおりに言った。
「そう、裕太君の親はいいって言ってるの?」
「うん」
「後から電話してみるから、それからお父さんに言おうね」
お母さんは優しいとつくづく思う。
「ありがとう!!」
私のテンションが上がった。
私は部屋に行き、携帯を手に取り裕太にメールした。
野球の試合が終わった。
「よっしゃ!!」
私が言った。
「お前、それでも女か?」
「私は野球をする時は男なんですぅ」
「はい、はい」
私は小池玉木。
男の中たった一人女で野球をしている。
「お前、高校どうするんだ?高校じゃ野球出来ないんだろう」
「うん…決めてない」
「そっか…俺は私立からスカウトされたからそこに行く」
「そっか…裕太は上手いもんね」
田口裕太、ピッチャーでかなりセンスがあって上手い。
「お前の方が上手いし、お前が男だったら絶対お前がスカウトされてたと思う」
「お世辞はいいですよ」
私はあきれたように言った。
「お世辞じゃねぇ!俺考えたんだけどさぁお前男として俺と同じ高校来いよ」
「はぁ、バカじゃない?そんなことできるわけないじゃない」
私はちょっときれた。
「大丈夫、できるさ俺ができるだけサポートするからさ真剣に考えろよ」
「私は野球続けたいけどさ、親がね…」
「俺が行く高校さ、隣の県の青野高校なんだけど俺のばあちゃん家近いからそこにお世話になるんだ、お前もばあちゃん家来いよ」
「いいの?」
恐る恐る聞いてみた。
「ああ、いいよ」
言い切った。
「お前の母さんには、青野高校に行きたいって適当に理由つけて裕太のばあちゃんにお世話になるって言えばいいさ」
「うん、ありがとう」
私は心から言った。
だって、裕太のおかげで大好きな野球を続けられるから。
「じゃあな、決めたら言えよ」
「うん、バイバイ」
裕太と別れた。
家に帰りながら考えていた。
「ただいま〜」
家についた。
「お帰り、どうだった試合」
お母さんが言った。
「勝ったよ、ホームラン打ったしね」
私は自慢気に話した。
「そう、凄いねぇ守備はまたショート?」
まただ、お母さんはいつも同じ質問をしてくる。
「当たり前じゃん」
私は答えた。
「お、お母さん私ね青野高校に行きたい」
「…いいけど、青野高校って隣の県じゃない、引っ越しは出来ないわ」
「それは大丈夫、裕太のおばあちゃんにお世話になるから」
私は裕太の言ったとおりに言った。
「そう、裕太君の親はいいって言ってるの?」
「うん」
「後から電話してみるから、それからお父さんに言おうね」
お母さんは優しいとつくづく思う。
「ありがとう!!」
私のテンションが上がった。
私は部屋に行き、携帯を手に取り裕太にメールした。
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