天駆ける時間49
「ば、ばばばバイク?!」「そう言うのかこれ」ユータはハンドルの部分に手をかけながら言った。
「先日近くの町に来た商人から貰ったんだ」
「貰った??」頭がパニクっている。「昨日は乗りこなすために町までいったんだが、そこで戦うあんたを見て、倒れたあんたをここまで連れて来たってわけさ」 言葉もでない
「しっかし…止まりかたとか最初はかなり戸惑ったけどな」笑いながらユータは淡々と続ける。タバコを吹かしてバイクに跨がった。「まぁ…ちょっと扱いが難しいが大丈夫だろ」バルン?とエンジンが唸りをあげる。「さぁカケル!神輝城を目指していくぞ」
帽子の下の双眸はキラキラしている。「未成年で二人乗りはいけないんだよ」と正論を言いたかったがカケルはぐっと堪えてバイクの後ろに跨がった。
バイクの側面に刀を差し込み、反対側に荷物をくくりつける。「荷物も詰めたし、刀も持ったな…雛菊!阿吽!行ってくる」
帽子を深く被りなおしてエンジンをふかすと二人を乗せた時代違いのバイクは走りだした。雛菊と阿吽が二人を見送る。
辺り一面は草原。明るく照らす太陽が二人を送り出していた。
「先日近くの町に来た商人から貰ったんだ」
「貰った??」頭がパニクっている。「昨日は乗りこなすために町までいったんだが、そこで戦うあんたを見て、倒れたあんたをここまで連れて来たってわけさ」 言葉もでない
「しっかし…止まりかたとか最初はかなり戸惑ったけどな」笑いながらユータは淡々と続ける。タバコを吹かしてバイクに跨がった。「まぁ…ちょっと扱いが難しいが大丈夫だろ」バルン?とエンジンが唸りをあげる。「さぁカケル!神輝城を目指していくぞ」
帽子の下の双眸はキラキラしている。「未成年で二人乗りはいけないんだよ」と正論を言いたかったがカケルはぐっと堪えてバイクの後ろに跨がった。
バイクの側面に刀を差し込み、反対側に荷物をくくりつける。「荷物も詰めたし、刀も持ったな…雛菊!阿吽!行ってくる」
帽子を深く被りなおしてエンジンをふかすと二人を乗せた時代違いのバイクは走りだした。雛菊と阿吽が二人を見送る。
辺り一面は草原。明るく照らす太陽が二人を送り出していた。
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