いつかまた〜75〜
できた。
僕らが制作していた、6匹の猫達のコマ撮り物語。
出会いから始まり、笑いや喧嘩や…この2年半の色んな想い出を詰め込んだ。
6人揃って、提出に行く。
「ご苦労さん。後で観ておくな。一段落したんなら、そろそろ、卒業課題に向けて皆準備しとけよ」
先生が言った。
「んっあーーーっ!終わったねーっ!って、すぐ卒業課題だけどーっ!」
恋歌が背伸びしながら言った。
確かに、この数ヵ月間、公私共に濃いものだった。最後に作り上げた作品は、僕らの集大成と言えるものが出来上がったと思う。
どんな風に発表されるのか楽しみだ。
「今日、一緒に帰ろっか」
と言う僕に、ちさは言った。
「ごめんね、今日はすぐアトリエに行かなきゃならなくて…」
「どうしたの?」
「卒業課題に使う資材を、志田さんの所に運んでもらうようにしてて。今日、届くの」
「そっか。うん、分かった」
そんな会話をした後、アニメーション科の教室に戻った時。
響が
「ちょっといいか?」
僕を呼び出した。
僕らが制作していた、6匹の猫達のコマ撮り物語。
出会いから始まり、笑いや喧嘩や…この2年半の色んな想い出を詰め込んだ。
6人揃って、提出に行く。
「ご苦労さん。後で観ておくな。一段落したんなら、そろそろ、卒業課題に向けて皆準備しとけよ」
先生が言った。
「んっあーーーっ!終わったねーっ!って、すぐ卒業課題だけどーっ!」
恋歌が背伸びしながら言った。
確かに、この数ヵ月間、公私共に濃いものだった。最後に作り上げた作品は、僕らの集大成と言えるものが出来上がったと思う。
どんな風に発表されるのか楽しみだ。
「今日、一緒に帰ろっか」
と言う僕に、ちさは言った。
「ごめんね、今日はすぐアトリエに行かなきゃならなくて…」
「どうしたの?」
「卒業課題に使う資材を、志田さんの所に運んでもらうようにしてて。今日、届くの」
「そっか。うん、分かった」
そんな会話をした後、アニメーション科の教室に戻った時。
響が
「ちょっといいか?」
僕を呼び出した。
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