携帯小説!(PC版)

圏外

[1000]  池田未来  2009-07-04投稿
そのアパ-トに入るまで僕は幽霊の存在は完全否定していた。 2007年の7月。派遣で中部地方のある市で働き初めて会社に言われたアパ-トに入る。 霊感が強いと周りから言われた僕もただのボロアパ-トとしか思わなかった。
その夜の深夜1時突然に水の落ちる音がした!ボタボタ驚き飛び起きると シ-ツは水びだしだ。この時は突然のエアコンの故障という事で担当の人は謝っていたが。

次の日。深夜ギヤ-ツという若い女の悲鳴が聞こえた。また起きて玄関を開けると外は梨畑で誰もあるいていない。
怖くなった僕は故郷の友人に電話をかける。しかしバリ3のはずなのに呼び出し音の後は
どんどん受信が悪くなり
圏外の表示がしかも外は 友人と会話出来るのに僕が寝ている場所だけ圏外になり 携帯が狂った様にバリ1から3まで移動した そして疲れた僕が寝た後 両手が全く動かない。原因不明の病気で仕事は休んだ。

そして次の日の深夜。 はつきりと耳元で男の声 を間違いなく聞いた。 「帰れ!」 次の日逃げる様にアパ-トを出た。腕は病院で診察したが異常は無い。 アパ-トを離れると全く普通に。 その後わずか3日の勤務に5万円が振り込まれ後にあの会社で幽霊を見てしまった人は一週間で7人いると教えられた。
これは実話で僕の体験である。

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