いつかまた〜77〜
次の日曜日。
僕はちさと歩いていた。
「どこに行くの?」
「ん。いいから、ついて来て」
今日だけは時間を空けておいてくれ、と頼んでおいた僕は、ちさを連れて市内の公園へと向かった。
そこで待っていたのは響。
「行って」
どうしてなのか分からなくて、不安げに僕を見るちさ。
「後で迎えに来るから」
僕の言葉に、1歩、2歩…響に近付いて、ちさはまた僕を見た。
僕は、頷いた。
ちさが響の元に着くのを見届けてから、僕はその場を立ち去った。
「1日でいい。ちさと過ごさせて欲しい」
それが、響の頼みだった。
二人がどんな風に今日を過ごすのか…気になるけど、僕が知らない出来事のひとつくらい…あってもいいのかもしれない。
「お前には、見届けて欲しい」
あの日、
響はそう言った。
僕はちさと歩いていた。
「どこに行くの?」
「ん。いいから、ついて来て」
今日だけは時間を空けておいてくれ、と頼んでおいた僕は、ちさを連れて市内の公園へと向かった。
そこで待っていたのは響。
「行って」
どうしてなのか分からなくて、不安げに僕を見るちさ。
「後で迎えに来るから」
僕の言葉に、1歩、2歩…響に近付いて、ちさはまた僕を見た。
僕は、頷いた。
ちさが響の元に着くのを見届けてから、僕はその場を立ち去った。
「1日でいい。ちさと過ごさせて欲しい」
それが、響の頼みだった。
二人がどんな風に今日を過ごすのか…気になるけど、僕が知らない出来事のひとつくらい…あってもいいのかもしれない。
「お前には、見届けて欲しい」
あの日、
響はそう言った。
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