携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 僕らの運命

僕らの運命

[139]  サキ  2009-07-05投稿
ひよいはまだ何も知らない。
ひよいはまだ何も知ってはいけない…


「旭…おは…よ…行こ…」 「…学校じゃなくて病院に行こう」
「単位が…」
「…ムリしないは原則な」
知ってしまえば、ムリはしなくなるだろう。でも、知ってしまえば、緊縛感に包まれて、ひよい自体が、壊れてしまう気がするんだ…すぐにでも。


「ひよい…今日は花火大会だよ。一緒に行こう」
「うん!」
ひよいは笑顔で答えた。




「スゴいスゴい!花火かっこいい!」
「か、かっこいい!?なんか違うだろ!?」
「かっこいいじゃん!ほら!」
「俺のがかっこいいし」
「あはは!自画自賛〜」
「うるせーわ」

ひよいは笑っていた。
その時は幸せだった。
ひよいが笑うと全てが良い様な気がした。
全て上手くいく気がした。




この先の嫌な事なんて忘れている事が出来た。
全てが帳消しになった気がした。

感想

感想はありません。

「 サキ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス