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汚染 161

[94]  ふく  2009-07-06投稿
何だか寂しい
手紙に込めた想い
貴方は喜んでくれたのに

近頃貴方はメールをくれない
職場では普通に話すのにそれ以上の感情を貴方はなくしてしまった様に思える
そんなつもりはないかもしれない
でも最近貴方の『好き』を聞いていない
もしかしたら他に誰かいるのだろうか
私にもう飽きてしまったのだろうか

問い詰められない
聞いてはいけない事もある
もしも私のこの予感が当たっていたとしても貴方を咎める事も出来ない

私の立場を考える
ただ出来る事は
何も知らない振りをして
不安は見せない事
黙って良い子を装い
結局は都合の良い人になる

貴方が『大切にするから』と言っていた
『信じて』と言っていた
今思えばその言葉に重さはない
何を信じればいいのかも分からなくなった

手紙の沢山の言葉が悲しい
誰の為に綴られた文字なのだろう
何が貴方に伝わったのだろう

終わらせたいなら終わらせて
その方がいい
縋り付く事も出来ない
貴方に何も聞けない

出会えて良かった
貴方に伝えた言葉
嘘ではない
だからそう思えるうちに終わらせて

私じゃないと駄目な訳ではない
きっと貴方はそう
恋多き人
貴方にはぴったりな言葉
そのうちの一人だった
強く想い合った日々
少し前の事が遠く感じる

また手を繋いで歩きたい
諦めは着かない
明日は何か良い事があるだろうか
貴方じゃないと駄目だったのは私
まだ何か残っているなら
まだ希望があるのなら

終わりに近付いて行く感覚を知った
だけど全ては捨てられない

ただ光だけを探して生きている

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