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サイバ-ラブ2

[672]  桜井Hiro  2009-07-07投稿
守はリュックを背に自転車に乗って小学校をめざした。 まだあの人が生きているなら井戸の事を知ってるかもしれない!と守は考えて裏道に入りさらに細い路地へ入る。小学校は旧道の奥にある。

20年の月日は学校の位置さえわからないほど家が建っていたが 校庭の桜の樹はそのままだ。 「金さん!あの井戸の事をさあ知ってるの?」 「そうか復活させたのか!何度も辞めろと言ったのに。あの井戸は300年前に悲恋で死んだ桜姫を封じ込めたもの。 近付くと引き込まれる」 用務員の金じいさんは不思議な話を語りはじめた。

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