いつかまた〜81〜
僕は、ちさの後ろに立っていた。
ちさ。
その涙は、響を想って流してる涙。仲間として?それとも…。
どんな想いがあるにせよ、僕が今できる事、響から受け取った決意からやるべき事。
「ちさ」
呼びかける僕に、ゆっくりと、涙で濡らした顔を向けるちさ。
「帰ろう?」
そう言う僕に、ちさは、もう一度、地面へと目を落とした。体を起こし、手で涙を拭い、
コクン…
と頷いて立ち上がった。
僕は、ちさを連れて、ちさのアパートへと向かった。
ちさのアパートへ着いて。
「紅茶、入れるよ」
僕は、通い慣れたちさの家で、置き場所を把握してたヤカンと、紅茶の葉と牛乳を準備した。
ちさは、リビングの電気も点けず、窓を開けて、ぼんやり外を見ていた。
ヤカンに火をつけた。ガスの音だけが部屋に響く。
今。
誰を想ってるの?
僕は、ちさを
後ろから
抱きしめた
ちさ。
その涙は、響を想って流してる涙。仲間として?それとも…。
どんな想いがあるにせよ、僕が今できる事、響から受け取った決意からやるべき事。
「ちさ」
呼びかける僕に、ゆっくりと、涙で濡らした顔を向けるちさ。
「帰ろう?」
そう言う僕に、ちさは、もう一度、地面へと目を落とした。体を起こし、手で涙を拭い、
コクン…
と頷いて立ち上がった。
僕は、ちさを連れて、ちさのアパートへと向かった。
ちさのアパートへ着いて。
「紅茶、入れるよ」
僕は、通い慣れたちさの家で、置き場所を把握してたヤカンと、紅茶の葉と牛乳を準備した。
ちさは、リビングの電気も点けず、窓を開けて、ぼんやり外を見ていた。
ヤカンに火をつけた。ガスの音だけが部屋に響く。
今。
誰を想ってるの?
僕は、ちさを
後ろから
抱きしめた
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