携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 奈央と出会えたから。<379>

奈央と出会えたから。<379>

[464]  麻呂  2009-07-08投稿

《あらっっ!!それは大変!!

ウチとしても、写真が送られて来たら、やっぱり無視は出来ないですからね!!》



《そうですよね?!
そうなると、やっぱ警察に連絡しますよね?!

だったら直接、警察に言えばいいのにって、あたしも思うんですケド。

そのコ、気が強そうに見えて、実は小心者なんですよォ。

だから今も、こうしてあたしが代わりに電話してるんです。》



《そっかぁ。そうなんだ?!

警察に連絡するコトによって、こっちが疑われる可能性だって否定出来ないしね?!》



《はい。》





ひゃあっっ☆



なんか、すごいコトになりそうな予感。


よりによって、今日のゲストは、森宮のお父さんなのにっっ。



教育委員会の教育長だよっっ!!



だ‥大丈夫なの???



《あのォ‥‥。

実は、あたしがこれから、その写真をそちらに送るコトになってるんですよォ。》



《マジで?!ミズホちゃん?!

いや〜これは、すごいコトになってきました!!

おそらく、番組始まって以来の緊急事態かもしれません!!
それでは、ここで早速、今日のゲストでいらっしゃいます、森宮先生にお話を伺ってみたいと思います――》





ザワザワザワザワ―――\r



教室内がざわつき始めた――



そりゃそうよね。



いきなりのFM生放送に、



その内容が“クサの栽培”だもん。





“おい?!このゲストの森宮って、教育委員会の教育長だろ?!

この放送内容ヤバくね?!”



“おぅ。でも何か、面白いコトになりそうじゃね?!”



“しっ!!静かにしろッッ!!

聞こえねーだろがッッ”



クラスメイト達も、始めは、このFM放送に不満そうだったケド、



話の展開が、思わぬ方向へ向かい始めたからか、



だんだん、みんな真剣に聞き出したんだ。



渋川は、森宮のお父さんがゲストだと分かったトキ、



眉間にピクリとシワを寄せたケド、



今の所、特に表情を変えずに、モグモグと下品に給食を口元へ運んでいた。



ドキドキドキドキ――



聖人の言っていたコトが、もうすぐ分かる?!



あぁ。なんかすごく緊張して来たっっ。

感想

感想はありません。

「 麻呂 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス