携帯小説!(PC版)

トップページ >> 学園物 >> 蛙の願い(1)

蛙の願い(1)

[472]  安藤  2009-07-08投稿
 なんだか性に合わんと思いつつ高校に入った。性に合わん、とはつまり進学校ということ。そりゃ勉強はできたさ、けどどちらかというとヤンチャかましてたさ、恋してたさ、青春してたさ。なのにこの籐宮高校ときたらなんというか・・あれだな、薄暗いね、うん。
 最初の友達は席が隣の子だった。よくあるパターンだ。名を大谷平次郎という。銀縁メガネなんてかけててなんだか取っ付きにくいヤツだが、見渡す限りは他も同じようなもんだ。するのは何気ない話・・テストどうだった?どこの中学出たの?天気いいねえ・・まあ、初対面の常套手段だろう。長く付き合ってたら話題も出てくるだろう。好きな女子、Mステ、できればちょっぴり卑猥な話も・・そんな期待をしながらのいわば「投資」だった、しかも満面の笑顔付き。大谷は堅物ながらも表情を少し強ばらせる、笑顔(?)・・かな?とにかく頑張ろう、とにかく友達作らなきゃ

感想

  • 17405: 楽しくなりそうです♪沙愛 [2011-01-16]

「 安藤 」の携帯小説

学園物の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス