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アトラティウス島冒険記 04

[260]  かねしろ  2009-07-08投稿
長い耳をもち、自分の顔よりも太いコンボウを持っている。

ウーベはその姿を見て、昔ハリスの家で見た[絶滅種]という本を思い出した。
そこには、【雑食で自分の殺した獲物を食べる 人間でも食べるので注意 頭はよくないが力はそこそこ 5年紀にも前に絶滅】と書かれていが、名前を思い出せない。

その時は、絶滅している事を「かわいそうだな」と思っていたが、今頭にあるのは、恐怖と死である。

ウーベは、「なんでこいつがここにいるのだろう」という事より、誰かいなかいかと周りを見渡すのに必死だった。

その時、いきなり脳裏に名前が浮かんできた。

「ゴブリン!!」
「こいつの名前はゴブリンだ!!」

思い出した所で名前と顔を合わせるため上を見ると、ゴブリンがコンボウを振り上げていた。

「死んだ」と思ったとたん、ゴブリンがコンボウをゆっくりと下ろす。
やめてくれたのかと、コンボウしか見ていなかった目を顔にやると驚く事に首から上がありません。
ゴブリンが膝から崩れ落ちるとその後ろに、剣を振りかざし、黒いマント姿の男がいて、ヒゲが濃いのはわかるが顔がよく見えない。

お礼を言おうと立ち上がると、先ほど振りかざした剣が自分の首筋に向けられた。

その剣からは血の生臭いニオイがし、幾度もの戦いを切り抜けた証のキズが多く見える。

驚くウーベの顔を見て男が口を開いた

「私の名前はガリウス。山賊の首領だ。お前はここで何をしている?ここは聖なる湖、湖に触れたものは罰をうける」

ウーベは恐れより、怒りがわいてきた。

「なぜ僕だけ?村の人達だって使っている。それにそんなルール聞いた事ない!」

ウーベはガリウスに、というより、山賊に言いたいことが様々あったが最小限に留めた。

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