天駆ける時間53
「できるけど…おまえなにするきなんだ?」
不思議そうに尋ねたユータにカケルは「いいから?まずはやつの足の間を通り抜けてほしいんだ」
理由を聞くよりも早くユータは頷いた。素早く反転させてバイクを巨人の足の間目掛けて走らせる。
後…数メートル。カケルは剣を構えなおすと、「巨人が倒れる前に離れてね」
「えっ!?」言うのが早いかカケルはバイクから飛び降りた。「カケル!」足の間を摺り抜けて後ろを振り向く。見ればカケルが剣を振りかざし巨人の足に切り掛かっていた。
「だぁぁぁ」ざくりと心剣が足に刺さる。しかし完璧にきり落とせない。カケルは目を閉じて集中した。
(集中…集中…集中!)見る見る剣が光っていく。そして、「〜〜!!」ズカァーーン。激しい爆発が上がり、爆煙にカケルが包まれた。「カケル!!」ユータがバイクを走らせてカケルを助けに行こうとした時、「なっ…」爆煙が晴れた時、姿を表したのは、少しすすのついた黒い顔の少年と、足を失い倒れかけている巨人の姿だった。
キキィーー。ドリフトしてバイクを停めた。「凄い破壊力だ…並の心力じゃないぞ…」倒れかける巨人に再び切り掛かっていくカケルを見ながら、呟いた。
不思議そうに尋ねたユータにカケルは「いいから?まずはやつの足の間を通り抜けてほしいんだ」
理由を聞くよりも早くユータは頷いた。素早く反転させてバイクを巨人の足の間目掛けて走らせる。
後…数メートル。カケルは剣を構えなおすと、「巨人が倒れる前に離れてね」
「えっ!?」言うのが早いかカケルはバイクから飛び降りた。「カケル!」足の間を摺り抜けて後ろを振り向く。見ればカケルが剣を振りかざし巨人の足に切り掛かっていた。
「だぁぁぁ」ざくりと心剣が足に刺さる。しかし完璧にきり落とせない。カケルは目を閉じて集中した。
(集中…集中…集中!)見る見る剣が光っていく。そして、「〜〜!!」ズカァーーン。激しい爆発が上がり、爆煙にカケルが包まれた。「カケル!!」ユータがバイクを走らせてカケルを助けに行こうとした時、「なっ…」爆煙が晴れた時、姿を表したのは、少しすすのついた黒い顔の少年と、足を失い倒れかけている巨人の姿だった。
キキィーー。ドリフトしてバイクを停めた。「凄い破壊力だ…並の心力じゃないぞ…」倒れかける巨人に再び切り掛かっていくカケルを見ながら、呟いた。
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