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夜海(7)

[161]  カイ  2009-07-13投稿
七海と遊ぶ日が来た。

俺は仕事終え、いったん帰宅し着替えた。

そして七海にメール
 今から出れますけどどこ行けばいいですか?

七海のメール
インターの近くのマック分かるでしょ?そこで。私もいくから。

俺は車を走らせた。道中緊張して落ち着かなかった。店ではしょっちゅう顔を合わせているのにプライベートで二人だけとなるとわけが違った。

目的地に着くと七海はまだ来ていなかった。

俺はそわそわしながら出入りする車に目をやった。

15分ほど経ってから彼女が友人と思われる車に乗せられやってきた。

友人と思われる人物に手を振るとツカツカと早歩きで俺の車に近づき乗り込んだ。

七海:ゴメン、待った?

翔:いや、そんな待ってないですよ。なんか変な感じですね、京香さんと店以外で会うの。

七海:ねぇ、敬語で喋るのやめてよ。それに今は京香って呼ばないで。

翔:あ、すいません、なんて呼んだらいいですか?

敬語で返した。

七海:なんでもいいよ、ホントに敬語じゃなくていいからね。

(なんでもいいが一番困るんだよな)

翔:じゃあ七海さんで。で、どこ行こうか?

タメ口にぎこちなさを感じながら聞いた。

七海:花火やりたーい!

翔:いいね!もう夏も終わっちゃうしね。

車を走らせ24時間営業のスーパーへ向かった。

七海:店の人に遭遇したらヤバいから気をつけよーね。

翔:そうだね、気をつけないとね。

 二人はキョロキョロしながら店を歩いた。でもこのスリルがなんとも言えなかった。
花火コーナーに行くとシーズンもほぼ終わりということで置いてあるのはわずかだった。

俺達はそれを全て買い占め、近くの公園に向かった。

公園に着くと七海が

七海:わ〜い、花火花火!

子供のようにはしゃいだ。

翔:んじゃ、おっぱじめますか!

二人は全ての花火を袋から取りだし火をつけ始めた。

七海:きれ〜い!

翔:夏だね〜。そういば今年初めて夏らしいことしたな。

誰もいない真っ暗な公園に花火の光だけが 踊っていた。




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