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永遠に愛しい・・45

[387]  しゅーり  2009-07-14投稿
「昌平なら上に居るよ」

「あっ、別にいいんだ・・ごめん」

また晶は何故か謝っている
晶はオレに何か用があってここに来たんだろう

凄く聞きづらそうな風陰気だけど、オレが行かないと
そう考えていると

イッシーが話し始めた

「三井さん、たまにうちらが居ない時ここに来てるでしょ?」

「うん・・、ごめん、もう来ないから・・本当にごめんなさい」

頭を一つ下げ

晶が非常階段の扉の戸ってに手をかけたその時

「ちょっと待ちなって言ってんじゃん、話しまだ終わってないんだけど」

何回も謝って、頭まで下げている晶に、まだ何か言う気なのか

さすがに頭にきはじめたオレは

いくら仲間のイッシーでもゆるせねェ、そう思い

起き上がり、立とうとした時だった

「うちら前から、三井さんはなんで昌平としか話さないのか気になってたんだよね
で、たまたま志乃の彼氏の後輩に桜中の子が居てさ」
桜中とは、晶がこの中学に転校して来る前に通っていた、仁先輩がいた中学だ

その桜中にいる時、何かあったのか?

出て行きづらい空気と

桜中での晶の何かあったらしいその理由も知りたいオレは

もう少しこのまま

女連中と晶の様子を見ている事にした

「あたしの彼氏の後輩の子に会った時、三井さんがうちらの学校に来たって事を話したんだ」

志乃のし始めた話しを、晶は黙ったまま聞いている

「三井さん、桜中でも、今と同じほとんど誰とも口きく事なかったんだつてね、っていうか、仁先輩と仲がいいって事でみんな怖がって、三井さんに近づかないってだけじゃなくて、みんな三井さんの事をシカトしてて、それで今みたいにいつも一人だったらしいね」
少しの沈黙があり

さっきまでは気付かなかったが

何故かニチを抱いている晶は、下を向いたままでいた
あまりにも見ていられなくなったオレは

やっぱり下へ行こう

そう思い立ち上がった

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