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elf-time 05

[245]  ファイネストナイト  2009-07-20投稿
だが仁は時計を見て、冷静に考える。

「まだ、ゲーセン開いて
ないじゃん。」

(俺どうしたんだろ…)

「あっそうだよ!仁!
私、仁につられてつい!」
(俺、昔、どっかで夏奈に会った気が… …)

夏奈はあくびをして、

「ふぅわ〜!そういえば
私、全然寝てなかったんだっけ!」

「そうか。じぁ上にベッドあるから寝てろよ。」

夏奈は不思議そうに、

「上?ここマンションだよ。」

仁はベッドの方向に指を
指して、

「そのハシゴの上にベッドあるから。」

「へぇー」

夏奈は一直線にハシゴの方に向って、のぼり始めた。
「へぇー秘密基地ぽい!」
「まあそこでゲーセン開くまで寝てろよ。」

「うん。分かった。おやすみ。」


(俺、やっぱなんかおかしい…)

「疲れてるんだろ。俺も
寝るか。」

… …

時計を見る。

「午後7時って…
寝すぎた…」

「夏奈起こすか。」

ギイ、ぎし

ハシゴの音で夏奈が起きた。

「まだ、眠いか?」

「うん。もう元気百倍!」
「それはよかった。」

「もう夜の7時なんだけど、どっかいくか?もうこんな時間だと、ゲーセンに
ヤバい奴らいるから。」

夏奈は考える顔をして、
「プルルルルル」
その時、仁の携帯に着信が
掛かってきた。
「橋本か」
携帯を耳に当て、

「なんだ、橋本?」

『ああ、仁か!?
いま俺の彼女とカラオケ
行くんだけど、来るか?』
「ちょっとまってな!」

「夏奈はカラオケいく?」
「えっ!あ、うん。」

「分かった!」


「あっ橋本?こっちは二人でいくから!」

『二人?まさかお前彼女
出来たのか!』

「ちがう。詳しい事は後でな!」

『えっ!ちょっ…』

夏奈は嬉しそうにこっち
見ていた。

「どうしたんだよ。嬉しそうな顔して!?」

「私の事、『夏奈』って
いってくれたから。」

「いや、だってもう家に
泊めてるし、もう他人じゃないからな。」

「そうかぁ!うれしい♪」
「ほら、早く行くぞ!」

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