携帯小説!(PC版)

毒 2

[802]  2009-07-23投稿



…ここに来る奴らは本当、馬鹿ばっかりだ。

昨日なんか…


「お兄ちゃん、お兄ちゃん!昨日から私の携帯、電源付かないのよー。なんでかしら?」

〜って、気安く呼ぶなババアが。

「そうですか…。それでは少々預からせていただきます。あれ…?充電したら付きましたよ。」

「あらーっ、やだ!?携帯って充電するものなの!?」


…。
これだからババアは。
ちゃんと説明書読めや、ボケ。

「はは、原因が分かってよかったですね。これからは電池が切れる前に充電してください。」


携帯はめんどくさいわねー。ってお前の方がよほどめんどくせぇよ。

…俺が切れる前に立ち去れ…ババアが。


「またのご来店をお待ちしております!!」

俺はババアを最高の笑顔で見送った。


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