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エキゾースト?

[363]  VEGO  2009-07-24投稿

一週間後。午後11時半。

健助は理奈を乗せた原チャリで住宅街のコンビニに向かっていた。
服はカジュアル系で結構センスが良い。

が、その服と裏腹に健助の顔は後悔に満ち溢れていた。

同時刻。
コンビニの前には2つの影があった。

1つ目の影は伊勢紅葉。
車止めに座ってケータイでメールを打っていた。
もちろんギャルの格好だ。

2つ目はボブ・ブローズ。
バカデカいバイクに座ってコーラを飲んでいる。
ボブの黒のB服はコンビニに寄ろうとしてるヒトを遠ざけていた。

紅葉「理奈っちと健助遅いね」

ボブ「健助怖じ気づいて来ないんじゃねーか?」

紅葉「ダイジョブだよ。 理奈っちノリノリだったから連れて来―」

ボブ「来た。」

遠くを見なら紅葉の言葉を遮った。
そこには2ケツで走ってくる原チャの姿があった。

ボブ「Yo! 遅ぇよ」

理奈「ごめ〜ん 私が準備に時間かかっちゃって」

ボブ「健助のせいじゃないならノープロブレムだ」

健助「何でだよっ!!」

紅葉「あはははっ あっ!健助原チャ無免許でしょ!!」

健助「俺がダメならこいつのデッッッカイバイクはどうなんだよ!?」

ボブ「…」

紅葉「ボブちゃんが自転車に乗ってるトコなんか想像出来ないでしょっ!」

健助「…確かに」
健助(てかボブちゃんって(笑))

理奈「取り敢えず全員集合だから早速行こっか♪」

健助(何でこんなにノリノリ何だよ…。地震とか起きて中止になれーーーっ!!)

健助の願いは届かず一同は廃病院に向かってバイクを走り出した。

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