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【God-Game】~神様のゲーム~ <01ゲーム目>

[433]  有朱  2006-07-23投稿
昔・・昔・・
1人の神様が誕生しました。
「この子の名前は総てを司ると書いて総司(そうし)と名付けましょう。いずれはこの世界を背負って立つ身・・この子なら総てを司る事が出来るはずです。」
神々はその1人の神の誕生を心から喜び称えました。

・・・

それから200年の月日が流れた。神々は不老不死であり、体の成長はその神によって赤子の姿で止まったり、子供の姿で止まったり、中年の姿で止まったり、老婆の姿で止まったりする。そして皆が喜び称え生まれた神・総司は廉齢200歳、体は人間で言う16歳の姿で止まっていた。

「ヒマだっ。おいお前!!」
「はっはい!!!!」
「我はヒマだ。何か楽しい事は無いか??」
総司は椅子に座り片膝を立てながら、肘置きに右肘を置きながら、左手に持ったリンゴを食べながら、たまたま近くを通った下級家の者に喋りかけた。
「えっ!!??えっと・・」
「・・・もうよい。」
「しっ失礼します!!」
「おい。誰が下がっても良いと言った?」
「・・えっ!!!!!?????」
下級家の者が振り返るといつの間にか総司は真後ろに立ちリンゴを食べていた。
「もっ・・申し訳ありませんっ!!!!」
「・・・クス♪」
総司は食べ終わったリンゴを床に捨てると、下級家の者の額に手を当てた。
「・・そ・・総司様ぁっ!!!!!!!」
総司の手は光り下級家の者は吹き飛んだ。
「・・ヒマ潰しにすらならん。」
「何をしてる??」
「夢歌(ゆか)・・それに水鬼(みずき)。」
「こんな下級家の者殺して何が楽しいの??」
「夢歌には分からん。我はそれほどヒマなんだ。」
「でも、吹っ飛ばす事ねぇだろが!!あ〜あ、頭ねぇじゃねぇか!!」
「この世は我の物だ。すなわちこの世の総ての命は我の物だ。どうしようと勝手だろ。」
「始末する奴が可哀想だろうが!!」
「それも我の為。仕方のない事だ。」
「・・たくっ!!」
「総ちゃん!!み〜君!!喧嘩しちゃダメっ!!」
「み〜君!!??変な呼び方をするなっ!!」
「ぁたしの事はゆ〜ちゃんって呼んでもいいよ♪」
「断わる!!」
「・・・それより、何しに来た??」
「あっ!!忘れてた♪総ちゃんきっと喜ぶよ〜♪」
「何だ??」
「神様だけが楽しめるゲームを見つけたの♪」

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