天駆ける時間54
カケルの剣が光るたび、巨人の体はボロボロに崩れていく。ユータも加勢して、一気に逆転始めた。
「うぉぉぉ」カケルの剣が巨人の首を切り落とした。崩れ落ちる巨人の体から飛び降りたカケルをユータのバイクが捕える。
「あんた…強いな」
「はぁ…はぁ…」肩で息をするカケルを笑いながら見ていたユータ…しかし、ゴゴゴゴォ…激しい揺れが二人を襲う。「な、なんだ!?」倒れて行く巨人…完全に土に還った瞬間。周りの大地が唸りをあげ、津波となって二人に押し寄せて来た。
ユータは素早くハンドルを握る。カケルは無我夢中でしがみつく。
走りだしたバイクの後ろに迫る大地。押し寄せてくる。さらにユータは加速した。
「カケル!神輝城に行くまでに、あと二つの町をとうおる、そろそろ最初の町が見えてきたぞ」ユータの肩越しに前を見ると城壁に囲まれた町が姿を表していた。しかし大地もすぐ側に迫っていた。
「町についたら、詰め所を訪ねろ」「詰め所?」
「偉い?天使様がいるからな」笑いがらユータは言った。そのとき、しゅっとのびてきた触手のような物が、カケルの腕に巻き付いた。
「うぉぉぉ」カケルの剣が巨人の首を切り落とした。崩れ落ちる巨人の体から飛び降りたカケルをユータのバイクが捕える。
「あんた…強いな」
「はぁ…はぁ…」肩で息をするカケルを笑いながら見ていたユータ…しかし、ゴゴゴゴォ…激しい揺れが二人を襲う。「な、なんだ!?」倒れて行く巨人…完全に土に還った瞬間。周りの大地が唸りをあげ、津波となって二人に押し寄せて来た。
ユータは素早くハンドルを握る。カケルは無我夢中でしがみつく。
走りだしたバイクの後ろに迫る大地。押し寄せてくる。さらにユータは加速した。
「カケル!神輝城に行くまでに、あと二つの町をとうおる、そろそろ最初の町が見えてきたぞ」ユータの肩越しに前を見ると城壁に囲まれた町が姿を表していた。しかし大地もすぐ側に迫っていた。
「町についたら、詰め所を訪ねろ」「詰め所?」
「偉い?天使様がいるからな」笑いがらユータは言った。そのとき、しゅっとのびてきた触手のような物が、カケルの腕に巻き付いた。
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