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宇宙最強の戦闘員

[370]  卓上の馬  2009-07-25投稿
起きた瞬間、俺が見た世界は真っ白だった。


「目が覚めたかい。」


真っ白な白衣を着た眼鏡の男が言った。


「ここは何処だ?」


クラクラする頭でその質問を俺はした。


「これは、驚いた!君は意識が明確なのか。
ここはただの秘密結社。そして、君はただの戦闘員。」


俺は、いつのまにか近づいて来ていた男の顔を殴った。


「はかせ〜。前、造った怪人のバズーカの調子が悪いみたいですよ〜。」


いきなり入ってきた白衣を着た男が部屋の様子をみて。


「はかせ。なにやってるんすか…。」


「いや、すまんね。ほら三日前に造った37564号が私をいきなり殴ったので少々驚いていた。」


俺は、自分の目を疑った。
今さっき自分が殴って壁にぶつかった男がもう復活していた。


「おい、俺をどうす「「そんなことより、白の9番!彼はスゴイぞ!」」


無視かよ…。


「彼は、私を攻撃できた。高度なジャミングによって制作者には攻撃できないはずの彼がだ!」


「攻撃されたんすか…。よく騒いでられますね…。」


「白の9番!私は、彼を私と仕様にしようと思うがどうだろう?」


「まぁ、いいんじゃないっすか。 上はどうします?」


「ほっとけ!どうせ奴らは私に手が出せん。」



その会話を聞いているうちに俺の意識はまた、深い闇の中に落ちていった。


「彼は、私の最高傑作になるかもしれん!」


「はぁ、そんなもんすっか。」


そんな、声を聞きながら………。

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