あたしの好きなもの
散り行く花びら
爽やかな風
色付く木の葉
舞い降りる雪


全ての季節があたしを包む
また新たな季節に包まれる


過ぎ行く季節に別れを告げ
巡り来る季節はあたしを染めるの


つぼみが開くとき
あたしも一緒に起きるよ
また一歩踏み出せる
そんな勇気をもらえるんだ


切なげに花火が
夜空に咲き誇る
こうやってあたしも
大人になるのかな？


モノトーンになる
街がやけに落ち着くよ
晴れ渡るあたしの心には
決意が染み渡る


足跡が残る
深く沈み踏み固められ
あたしの証明を
輝いた証をここに残そう


そしてまた初めに戻るんだ


あの季節たちは
またあたしを迎え入れる
愛おしいまでの季節は
またあたしを迎え入れる


もう少し成長しよう
大人に近づくこの季節たちと

• 2598： 作者です。この作品は詩の方に載せるつもりでしたが、私の手違いで小説の方に載ってしまいました。でも、感想をいただけたら嬉しいです♪♪ [2011-01-16]
• 6821： 読んでいて〔詩〕だよね〜って思ってたら やっぱりそうなんですね? とても綺麗で優しさに包み込まれるような感じのする詩でした? [2011-01-16]

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