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秘密基地?

[125]  莉緒  2009-07-29投稿
優里亜は震える手で
インターホンを2回押した


「あいてるよ。はいれよ。」


中から朋哉の声がする



ゆっくりドアを開けると
物凄い勢いで腕を捉まれ部屋のなかに引っ張りこまれた


「よくきたな」


朋哉はそう言って優里亜を優しく抱き締める


かすかに匂うタバコの香りと
大好きなイヴ・サンローランの香水の匂いが


優里亜の身体の全ての感覚を刺激する


「うん…」


朋哉の顔も見ずに
優里亜は朋哉の存在を堪能した



どのくらいだっただろう

「なか、はいりな」
朋哉はそういって優里亜の手を握った



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