携帯小説!(PC版)

Special Day

[213]  2009-07-30投稿
今日は特別な日

私が生まれて20年、つまり二十歳になりました

今日は特別な日

だけど祝ってくれる人もいません

あなたがいなくなってから、もう1年になります

夢のような日々でした

とても幸せでした

でもあなたはいなくなってしまいました

何故ですか?

どうしていなくなってしまったんですか?

私にはわかりません

今日は特別な日

だからといって特別なこともありません

仕事を終えて暗くなってからに帰ってくる

いつものようにテレビをつけて夕飯を食べる

でも、今日は違いました

テレビにあなたは写っていました

刀を持って、もう片方の手には大きな宝石を持っていました

周りにはたくさんのパトカーと警官

あなたは橋のてっぺんに立って見下ろしていました

どんなに警官が銃を撃ってもあなたにはあたりませんでした

今日は特別な日

わたしはすぐに家を飛び出して橋に向かいました

あなたに会うために

あなたは警官を前にして立っていました

大きな赤い宝石を大切そうにもって

あなたは私よりもその宝石の方が大切なんですか?

そう、あなたに聞きたかったです

あなたは警官をひとり、ふたりと何人も斬り殺してしまいました

私はみていられませんでした

止めて、サース

私は叫んでいました

あなたはこっちをみて驚いていました

久しぶりだね、アニー

あなたは私に昔のように声をかけてくれました

でもそのとき、銃口があなたの方を向いていました

私はとっさにあなたを庇いました

体に銃弾が当たって、私の頭の中にはあなたとの思い出が駆け巡りました

私は夢を見ます

そうすれば、あなたとずっと一緒にいられるから

だから

おやすみなさい



また、あなたと会うために

Fin

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