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夜海(10)

[120]  カイ  2009-07-30投稿
七海と初めてデートをしてから三日後には二回目のデートをしていた。

一緒にランチを済ませ、となりの県まで海沿いを車で走る。気分も自然と舞い上がる。

アミューズメントパークに着き遊びまくった。

卓球を勝負して彼女が本気で悔しがる姿が愛らしく思えた。

夜になると夜景を見に行った。二人だけの時間を満喫した。

夜景を見に行ったあと七海は不機嫌そうな顔をしていた。

翔:どうかした?

七海:なんでもない。

翔:だって顔が怒ってるよ?

七海:翔ってなんにもしてこないんだね。

翔:えっ?

七海:夜景も見に行ったのに手も繋いでくれないじゃん。私って魅力ないんだね。

翔:そんなことないよ。

(俺だって手を繋ぎたいよ。でも彼女は好きになってはいけない人なんだ。自分でブレーキかけてるのに。それとも俺遊ばれてんのかな?)

七海:ふ〜ん、なんかショック。

翔:魅力がないんじゃないよ・・・



しばらく沈黙の二人。


俺は七海に触れたという本音と、好きになってはいけないという理性の狭間で苦しくなった。


・・・・・


俺は勢いよく七海の手を握った。

翔:俺だって本当はこうしたかったんだ。

七海が俺を見つめる。大きな瞳に吸い込まれていく。

そして初めてのキスを交わした。お互い唇を探りながらの初々しいキスだった。


俺の七海への気持ちは急加速で動くことになる。


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