ユニゾンハーツ ?−2
図書室を後にして僕は美奈が部活をしている家庭科室に向かった。
ヒビキ
『美奈ちゃんって家庭科部なの?達也』
達也
「うん。料理とか洗濯とかは美奈がやってるから」
ヒビキ
『……ダメなお兄ちゃんだね』
達也
「う、うるさい………」
そう言いながら僕たちは家庭科室の前まで来た。
ノックをして中を覗いたがそこには一人の女生徒がいた。
女生徒
「ん?あっ…桐原先輩、何かようですか?」
達也
「美奈いるかな?」
女生徒
「美奈ちゃんですか?
ついさっきみんなと帰りましたよ」
達也
「そっか……そういえば今日は部活早く終ったんだね」
そう言うと女生徒は食器などを片付けながらそのことについて教えてくれた。
女生徒
「今日はミーティングだけだったんですよ」
達也
「そうなんだ」
女生徒
「そういえば今日、美奈ちゃんの事よく聞かれるな…」
達也
「えっ?」
その言葉を聞き、僕は少し驚いた。
確かに美奈は1年の男子からはけっこう人気があるから願わくば一緒に帰ろうと思った1年の男子かと僕は思った。
しかし女生徒が答えたものは僕が思っていたものとはまったく違っていた。
女生徒
「確か…4月の始めに美奈ちゃんに告白した人が聞きに来ましたけど」
達也
「な、なに!?」
4月に始めに美奈に告白した奴って…関口隆志!
なんであいつが美奈の事を聞く必要があるんだ……
そもそもなんでひき逃げ事件から学校に来ていない奴がなんで………ひき逃げ?
その時、図書室で考えていた嫌な考えが頭の中を過ぎった。
もし…そうだとすると…………美奈が危ない…!
達也
「そいつは、どこに行ったかわかるか!!」
女生徒
「え、えっと…美奈ちゃんを追いかけたと思います」
それを聞くと僕は家庭科室を飛び出した。
玄関口に着くと急いで靴に履き変えて学校を出た。
達也
「急がないと!美奈が!」
ヒビキ
『たぶんまだそう遠くまで行ってないと思うよ!急ごう達也!』
達也
「ああ!!」
そう言うと僕は家の方へと急いだ。
ヒビキ
『美奈ちゃんって家庭科部なの?達也』
達也
「うん。料理とか洗濯とかは美奈がやってるから」
ヒビキ
『……ダメなお兄ちゃんだね』
達也
「う、うるさい………」
そう言いながら僕たちは家庭科室の前まで来た。
ノックをして中を覗いたがそこには一人の女生徒がいた。
女生徒
「ん?あっ…桐原先輩、何かようですか?」
達也
「美奈いるかな?」
女生徒
「美奈ちゃんですか?
ついさっきみんなと帰りましたよ」
達也
「そっか……そういえば今日は部活早く終ったんだね」
そう言うと女生徒は食器などを片付けながらそのことについて教えてくれた。
女生徒
「今日はミーティングだけだったんですよ」
達也
「そうなんだ」
女生徒
「そういえば今日、美奈ちゃんの事よく聞かれるな…」
達也
「えっ?」
その言葉を聞き、僕は少し驚いた。
確かに美奈は1年の男子からはけっこう人気があるから願わくば一緒に帰ろうと思った1年の男子かと僕は思った。
しかし女生徒が答えたものは僕が思っていたものとはまったく違っていた。
女生徒
「確か…4月の始めに美奈ちゃんに告白した人が聞きに来ましたけど」
達也
「な、なに!?」
4月に始めに美奈に告白した奴って…関口隆志!
なんであいつが美奈の事を聞く必要があるんだ……
そもそもなんでひき逃げ事件から学校に来ていない奴がなんで………ひき逃げ?
その時、図書室で考えていた嫌な考えが頭の中を過ぎった。
もし…そうだとすると…………美奈が危ない…!
達也
「そいつは、どこに行ったかわかるか!!」
女生徒
「え、えっと…美奈ちゃんを追いかけたと思います」
それを聞くと僕は家庭科室を飛び出した。
玄関口に着くと急いで靴に履き変えて学校を出た。
達也
「急がないと!美奈が!」
ヒビキ
『たぶんまだそう遠くまで行ってないと思うよ!急ごう達也!』
達也
「ああ!!」
そう言うと僕は家の方へと急いだ。
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