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ユニゾンハーツ ?−3

[340]  ラスティ  2009-07-30投稿
美奈を捜しながら僕はヒビキに図書室で思っていた事を話した。

ヒビキ
『それじゃあ…関口はひき逃げ事件の犯人ってこと!?』

達也
「まだ確証はもてないけど……たぶんそうだと思う。
それに会長が言ったことも踏まえるとそういう答えになってくる…!」

そうなると会長は関口が犯人ってことを知っていたということになるな。

ヒビキ
『あのクソ会長!知ってるなら教えなさいよね!!』

達也
「文句は後で会長に言うとして……くっ……どこなんだ美奈!」

僕は走りながら道行く人達を見ながら美奈を捜した。
ちょうどその時だ。道の向こう側に旭坂学園の制服を着た女生徒が見えた。
その女生徒は髪を両方にまとめているのがわかった。

達也
「いた!あそこだ!」

ヒビキ
『!!……美奈ちゃん!』

僕はその場から走り出すと美奈の方へと向かった。
美奈は路地を曲がっていってしまった。

ヒビキ
『この先って確か……』

達也
「十字路……まずい!!」

僕はよりいっそう速く走った。
僕の予想が正しければ関口はそこで襲うはずだ……!
美奈が曲がったところを僕も曲がると十字路の横断歩道を歩いているのが見えた。

達也
「美奈!!」

美奈
「に、にぃに?」

掛け声に気付いた美奈がこちらに振り向いた時だった。
ヒビキが何かの気配を感じて道の先を見るとそこには旭坂学園の制服を着た男の子が立っていた。
どうやら達也の予想通りになってしまったようだ。

ヒビキ
『達也!!あれ!!』

達也
「関口!!……美奈、逃げろ!!』

美奈
「えっ?」

それに気付いたのか関口は手を上にあげ、勢いよく下げるとカマイタチが起こりそれは美奈の方へと向かっていた。

達也
「美奈!……クソッ!!」

僕は全力疾走で美奈に駆け寄り美奈を抱え込むと向かい側の歩道へと飛び込んだ。
間一髪、カマイタチは道路に止まっていた車を切り裂いた。

達也
「美奈!大丈夫か?」

美奈
「う、うん…少し足を擦りむいただけだよ……」

ヒビキ
『達也!来るよ!!』

ヒビキがその呼びかけで僕が道路見るとそこには不敵に笑う関口が立っていた。

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