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あの日の夜?

[437]  2009-07-30投稿
キョウの一周忌がやってきた。お通夜やお葬式にも行けなかった…行きたく無かった… 私は永眠したキョウを見ていない。キョウの実家を訪れると丁寧な対応でキョウのお母さんが出てきた
「あ!おばちゃん!」キョウの子供が私に向かって笑顔で呼び掛けてきた。
「元気?!久しぶりやなぁっ また遊びにきてや」私が言うと何回も頷いて相変わらずの可愛い笑顔のまま お母さんの方へ駆け寄っていった。案内された奥の部屋にキョウはいた。遺影のキョウを見て思った…やっぱり美人だな
涙が溢れ声にならず話せない。私の様子を察してキョウのお母さんが話だした。
「まだ動けた時の写真なんです。だんだんと動けなくなってね でも全然諦めて無かったんですよ 」
急に意識不明になりそのままキョウは亡くなってしまったと初めて聞いた。
「もしかしたら 自分が死んだのもきずいて無いかも。頑張って食事もとろうとしていたしずっと前向きだったから」 残念そうにお母さんは話した。
「初めはよく夢に出てきてね、子供の心配をしてたんだけど最近は全く夢にも出てきてくれなくてね。 もう一年やでって話かけても… 私達がいるから安心したのかな」お母さんはキョウの子供をみつめながら話た

感想

  • 41082:優ですが投稿作品全て削除お願い致します[2011-04-24]

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