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再恋。

[332]  みづき  2009-07-31投稿
夜。
私はベットに横になってある人のことを考えた。

ある人とは…私の好きな彼のこと。
彼は、笑顔がまぶしくて天使みたいな人。

…でも、私はどんなに
頑張っても漆黒のまま。彼みたいには輝けない。


「…彼を忘れることが出来たら…。」

私がつぶやくと…

『…あなたの中から彼の記憶を消してあげましょうか?』

という声が聞こえた。

「そんな事が出来るの?」

私が返すと…

『出来ますとも。どうしますか?』

…少々悩んだ結果私は

「…消してください。」

と…答えた。

『でわ、目を瞑ってください。』

言われた通りにすると、眠気におそわれた。


アラームで目を覚ますと悲しい気持ちでいっぱいになっていた。

…理由はわからない。

…涙が止まらない。


その日、学校に行くと
私は知らない人から挨拶をされた。
同じクラスらしいけど…

私はその人を見ると
自然と笑顔になった。
心が温かくなったような気がした。

その人は…
笑顔がまぶしくて、
天使のような人だった。

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