赤の眼
「ふぅ、これで今日の塾は終わりっと♪もう10時か!早く家に帰らなきゃ。」彼の名前は赤井恵(あかい けい)ごく普通の10歳の元気な少年だ。夜道は危ないので恵は懐にナイフを入れている。「もう少しで町が見えてくるな。急がないと!」恵は走り続けて町が見えてくると急に足を止めた。「あれ?何か明るいぞ。」恵は疑問に感じながらさらに町に近づくとある事に気付いた。「燃えてる!?町が燃えてる!!」恵はパニックに陥いった。「何で!?何で!?何で燃えてるんだよ!!ぇ!?お父さん!お母さん!」恵は両親を見つけた。2人は血を出して倒れていた。恵は必死に呼び掛けるが返事は無い。この時恵の頭によぎった事は二人は死んでしまったという事だ。恵は周りを見渡すと人がたくさん死んでいた。恵はうずくまりある事を考えていた。「何で二人とも死んでしまったの?誰がやったの?」その時、町の北側から奇声が聞こえてきた。「ヴァー!!」恵は脅えたが、半分の恐怖と半分の好奇心で北側へ行った。そこで見た物とは・・・。
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