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秘密基地?

[137]  莉緒  2009-08-01投稿
ブラを外そうとする朋哉に
優里亜は抵抗できなかった


正確には
抵抗という言葉すら浮かばないほど
全身の力が抜けていたのだ




…ちょうどその時だった


「トゥルルルッ…トゥルルルッ…」



朋哉の携帯がなった


着信音で
会社からの電話だと
優里亜はすぐに気が付いた




「…ったく、なんだよ。ごめん、優里亜。」
「いいよ。」



朋哉は優里亜の身体から手を離し、携帯をとる

優里亜はまるで誰かに見られたかのように
急いではだけた服を直した


「はい、もしもし。お疲れ様です…」


ちょっと待って、というジェスチャーをして
朋哉は優里亜から離れた




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