携帯小説!(PC版)

1日

[200]  だんぼーる  2009-08-01投稿
家の窓から見える朝焼け

俺に今日1日働く気を起こさせる

朝に飲む一杯の珈琲

空っぽの俺にエネルギーを満たす

午後の一時

午前中働いた俺に与えられる束の間の休息

俺は一杯の紅茶を飲み干して陽の注ぐ通りを歩く

明日は休みの日

彼女でも誘って映画でも見に行こうか

はたまた一人で行こうか

そんなことを考える

夕暮れ時

電車の中で沈んでいく夕陽を眺めながら俺は彼女にメールをする

『明日映画でも見にいかないか?』

返事はOKだった

付き合って1年

そろそろ結婚を申し込もうか

そんなことを考える

駅に着いて家まで歩く

明日はデートだ

明日は何を着ていこうか

何の映画を見ようか

そんなことを考えていた

突然車が飛び出してきた

俺の体に勢いよくぶつかった

体が宙に浮く

こんなこと 考えていなかった

辺りが暗くなるように俺の視界も暗くなる




明日は彼女とデートだ

そのはずだよな?

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